ちなみに、こういった占星術とか、それに近いもの、例えば四柱推命とか算命学とか、そういった類のものとかって受けたこととかってありますか?
四柱推命とかっていうのは、その生まれた時のその星の動きそのものじゃなくて、星の動きを元に作った人間が作った暦をもとに読み解いていくっていう感じなんです。なので、星の位置を直接見るか、星の動きを元にできた暦を読み解いていくかの違いみたいな感じなんですよ。だから結局星の動きなんですよね。
「あの人はああいう星の元に生まれてきたんだろうね」っていうような表現しますけど、使ってて僕ら何の違和感もないですよね、だからそういう感覚っていうのはもうなんとなくあるわけですよ。
人それぞれ色んな宿命を持ってきているわけですけど、それをこのホロスコープというチャートで読み解いていくのが占星術っていうアプローチなんですね。
このチャートがどういう風になっているのかっていうのを簡単にご説明していきます。
このラインの左端が、太陽が昇ってくる東の地平線なんですよ。ここが日の出ポイントです。反対の右端がが日の入りポイントですね。西の地平線。
つまり左側から太陽が昇り、昼十二時ごろに太陽が天頂を迎え、さらにそこから午後、下って行って降りていくと右端で太陽が沈み、また夜中進行して、時計の6時の辺りが真夜中ですね。
さらに反時計回りにぐるっと昇って、また朝になると左端から昇ってくるっていう感じです。明け方って感じ。
この辺が午前中で、この辺が午後で、この辺がもう夜ですね。で、これが明け方って感じですね。ここが真昼間でここが真夜中みたいな感じの感じになってるんですよ。
生まれた時間が九時十五分なので、太陽はもうこの地平線から沈み夜中この辺を進行してるわけですね。
その太陽の軌道を太陽の軌道で見てこの地球を輪切りにしたみたいな感じなんです。
太陽や地球から見ると、太陽系の外の惑星っていうのはこの水星・金星・火星とか、月とかもそうですけど、同じ起動でぐるぐる回ってるように見えるんですね。
それが生まれた瞬間にどの方角にどの位置でどの星があったかっていうのを映し出しているのがこのチャートなんです。
太陽と月は近くにあったし、この地上のラインっていうのから上が見える空なんですね。僕らが上を向いてみることができる空で下半分ってのは地球に隠れて見えない部分なんですよ。
上が見える空で、下が見えない空っていう感じです。どの位置にどの星があったかっていうのでその星とその星座の位置関係で見ていきます。その人の持って生まれたいろんな性質とか特徴っていうのが現れるよっていうのが、この5000年近い歴史を持つ占星術でこれまで長年積み重ねられた人間分析のタイプ論・パターン論みたいなものです。めちゃくちゃ歴史が長いんですよ。
でもその人たちの人生っていうかそのキャラクターをひも解いていくと、やっぱり共通する部分が見えてくるよねっていうのが、ホロスコープで見た時の面白さなんですよ。
まず、この太陽から冥王星までの10個の星は、それぞれに色んな意味と解釈があります。12個の星座も同様に特徴やポジティブなキーワード、ネガティブなキーワードがたくさんあります。これらを「天体×星座」の組み合わせて読み解くと、細かくいろんなことがわかります。が、全部見るとなると、情報量が多すぎて受け取りきれなくなっちゃうんですよね。
なので、特に大事な部分に絞ってお伝えしていきます。
一方、月は内側に向けるエネルギーで、個人的な欲求や自分が求めるものを反映します。
そして、アセンダントは、太陽と月のコアを包み込むパッケージのようなもので、他人から見た時の第一印象や自己像に影響を与えます。
それぞれの組み合わせは出生時の時刻によって異なる星座になりますが、これが自分に対する理解を深める上で重要な要素です。
これらの星座の組み合わせによって、自分の性格や欲求をより深く理解することができます。
太陽の要素をうまく使って他人のために役立つことと、月の要素を満たすことが大切です。
例えば、射手座の太陽の人は、自分にとって当たり前な要素を持っています。太陽の要素は無意識の強みとして機能し、他人から褒められることも多いですね。これを上手く使うことで、人のために役立つことができます。一方で、月の要素は自分の欲求を満たすために大切にすることが重要です。
占星術には火・土・風・水という4つのエレメントがあり、それぞれの性質に影響を与えます。
12個の星座がそれぞ3つずつ、4つのエレメントのグループに分類されます。
射手座は火の属性に分類されます。火は直感的かつ六感的で、自己主張や自分の考えを人に言うとか自分の意見をはっきり伝えるとか、メラメラ燃えるエネルギーなんですよね。
他にも土とか風とか水があるんですけど、土は、火とセットになっています。火が直感的で六感的でインスピレーションみたいな感じなんですけど。土は五感的で現実的で計画的で、地に足付いた感じです。ある意味理想と現実みたいな感じ。
風の性質は、客観性とか論理とか情報とかコミュニケーションという感じ。人とのつながりとか情報とか伝達とかに意識がいって、論理性とか合理性みたいな感じで、思考機能を司ります。
水は風とセットになっていて、反対側の要素です。
風が思考で水が感情なんです。感情とか情緒とかフィーリングみたいな。感情と思考って両立するの難しいじゃないですか。頭で冷静に客観的に考えたらこっちを選ぶべきなんだけど、気持ち的にはこっちを選びたいのよね、みたいな。
どっちを選ぶかでどっちの性質が強いかっていうのが現れるわけです。理想に行きたいのか、現実的に行きたいのかで、土と火で両方分かれるんですよね。これを両立するって難しくて、葛藤というせめぎ合いで苦しむことも多いです。
それで見ていくと、太陽が射手座で月が山羊座で太陽は火のエレメント月は土のエレメントなんで、理想と現実っていうのが両方あるんですよね。
理想主義なところもあれば、でも現実的に考えてちょっとこれはどうかな?みたいなところっていうのも結構ある。
そういう葛藤を生まれながらに持っているっていう組み合わせなんですよね。
あとは、例えば資本主義とは?お金とは?みたいな感じで本質を哲学して行くみたいなところも結構好きだったりする人が多いんですよね。
永遠の生徒であり、教師でもあるみたいな感じなんです。読書とか旅行とかっていうのを結構好む人も多いですよね。
それに対して月の山羊座は、地のエレメントで現実的。欲求として月星座は現れるので。山羊座は、経営とかビジネスとかその仕事とかに結構意識が向く人が多いです。
現実的に計画を立ててそれに向けて、一つずつ実行してこうみたいなところ。それをやりたいっていう気持ちが結構強い人なんですよね。そして、目標を決める、計画を立てて、少しずつ進めるて最終的に達成する。
達成したいっていう欲求を強く持ってる人が多いんですよね。これ男性でも女性でも関係なく、起業したいとか、自分で自営業で独立して自分でコントロールして色々やりたいって思ってる人が多いんです。
山羊座はビジネスマン気質。現実的でしたたかな考え方の人が割と多い。自分にとって損するのか得するのかっていうのをちゃんと考えるタイプ。
なるべく得したいし、メリットのあることを優先する傾向ですよね。
どうですか?ここまで聞いてご自身の中で。
例えば、経験だったりスキルだったり、自分が使える手元にある資源というか知識・経験・人脈とか、お金とか時間とかもそうですね。現実的に使えるリソースをうまく使って、高いリターンが見込めるのであるならばやるけれど。
理想主義すぎて地に足ついてないなと感じると、摩擦が生まれる。この両者の特徴をうまく融合するのが理想ですね。
例えば、月の山羊座の物事を達成したい、自分なりに成功したい欲求。自分で責任を持ってプロジェクト始動して達成するとか、自分が代表でナンバーワンじゃなくても、その組織の中だったり運営に関わって自分なりの役割責任と権限を持ってキッチリこなすっていうこと。これができたら、自分的には満足はいくっていう感じなんですよね。
別にトップである必要ってのはないんですよね。自分の役割、何にも権限も責任もないペーペーってよりかはある程度の役職でもついてた方がよりやる気が出やすいのかなとは思います。責任感も強いタイプの人が多いです。
自分なりに真理を探求するとか、伝えるというのもすごく大事な要素になってくるんですよね。そのために、自分の世界観・自分の欲求を満たすために太陽のエネルギーを使う。月の欲求を満たすために太陽のエネルギーを使うっていうのがすごくいい組み合わせなんです。
だから達成したい、成功したい、物事を計画的に進めていきたいっていう欲求を太陽の射手座のエネルギーを使って満たして行く。何か達成したい目標っていうのがあったときにそのエネルギーをガンガン使っていく。
組み合わせも色々あって、特に重要なのは2パターンあります。「月の欲求を満たすために太陽のエネルギーを使う」というやり方と、「太陽のエネルギーをまず使って人を喜ばして、その結果、自分の月が満たされる」っていうこの2つのパターンがあるんですよね。
まず他人に提供して、その結果自分が満たされるという提供ベースなのか、それとも自分がしたいからするっていう、自己中心ベースなのかで、同じ要素を使うにしてもかなり変わってくるんですよね。
人に物を教えるとか、自分なりにこうした方がいいと思ってることを世に発信して行くとか。それがやっぱり射手座の持ち味です。その上で、何かしらの達成感を味わうことが満たされるポイントになる。
例えば、何か今、これは世の中に伝えたいと思うような、みんなに伝えたいことって何かありますか?一つ、何かピックアップするとなると、なにかありますか?
そういうことに関する事をみんなに構造化して伝えたりとか、何か目標も立ててやってる部分ってあると思うので。その活動はすごくいいと思います。
他になにかお仕事か、仕事終わった後にやってることがありますか?
自由を愛する射手座と、どうせだったら役に立つこととかなんかしたいなって思う山羊座。何もしなくてぼーっとしてて、自分にとってメリットになることって起こんないじゃないですか。
なんかしたいんですよね。自分も楽しめて、役に立つようなことをやり始めたら、それで生きがいになってるわけですよね。
自分の好きなこと、得意なことというのを組み合わせて行くのはとても大事ですね。なおかつお金になったりとか、社会貢献になるっていう事があれば、本当にいいこと尽くめなわけですよね。なので、うまく組み合わせて使っていくといいんですけど。
アセンダントの獅子座の部分は、他人からどう見られるかみたいな、自分がそのどうありたいかみたいなところ。一番外側のパッケージの部分っていうのを司っているんですよね。
人によっては、これ外見と内面のギャップがめちゃめちゃあるみたいなことも結構あるんですけど。主義主張がはっきりしてたりとか、リーダーシップみたいなのもキーワードになってきますし、何かを表現するっていうところですね。堂々とした立ち振舞みたいなところとか。これ、あの◯◯さんも、アセンダント獅子座なんですよね。
特に人前に立っている時の◯◯さんは堂々としていて、自分の想いをはっきり伝えていくじゃないですか。思いっていうものを大事にしてる。未来をどうして行くのかっていうと伝えたりとか、それがやっぱり迫力があるわけですよね。
仲いい仲悪いとかじゃなくて。両方の意見をちゃんと聞いたりとか、特定のところに偏るんじゃなくて冷静にフラットな視点でいろんな情報を集めたら最終的にこういう結論になるよねっていうことを示して行くタイプなんですよ。
その人からどう映るかというのと、その人の本質はまたちょっと別なんです。
この3つがぴったり重なる全く同じ人って、人生の中でそうそう会う機会って無いんですよ。
だから大富豪とかはね、みんなお抱えの占星術家がいる。政治家とか富豪、お金持ちは、お抱えの占星術家がいるってのはある意味常識というか。
欧米のエリートとか、金融系の人とかも金融のチャートとやっぱり星のこのチャートっていうのは結構やっぱり共通点というか。いろんな星の動き・星の配置によって上がり下がりは結構あるみたいで。結構面白いですよね。
トータルでみると、このアセンダント・太陽・月が、その人のキャラクターのおおよその全体像を現しますね。もちろん、水星が思考パターンを表すとか、金星が人間関係に求めるものとか、火星は女性の場合自分の好みの男性像がわかるとか。いろいろ、細かく分析できるんですけど。
ちなみに好みの男性像で言うと水瓶座なんで、知的というか個性的というか。ちょっと人と違う、独特な考え方を持ってて、合理的で知的で、ちょっと変わってるっていう感じの人。
真面目な普通のサラリーマンよりもちょっと変わった生き方を選んでいるとか、こんな人今まで見たことないみたいな。こんな生き方の人見たことないっていう人の方が確かに好みですね。
好みって人それぞれなんですよね。めっちゃイケメンが良いっていう人もいれば、いや中身でしょうみたいな感じな人もいれば、なんかすごい優しい人がいいって言う人もいれば、え、結構乱暴でオラオラな感じの方が好きみたいな人とか。
だからみんなやっぱり結構好み違うじゃないですか。それぞれのパターンっていうのはだいたいこれで読み取ることができるんですけど。
でもそれが、自分のこともわかってない、相手のこともちゃんとわかってないと、無理解からくる摩擦が生まれやすい。「なんでそういうことするの?」みたいな。「もっと考えてから動きなさいよ」って思うケースもあるでも、人によっては、見る前に飛びたいタイプの人とかもいるわけですよ。
それでは今日の占星術セッション、始めていきます。
今日は金融占星術セッションという建付けですが、基本的にはその人の持って生まれた星の要素を見て、その人の性質がどういうものがあるのか、というのを見て行きます。その上で、お金との向き合い方だったりとか、基本的に人生で何を求めるかみたいなところとか、そういった基本的な部分を見た上で、最後に「こういう資産形成の方法がいいかもね」と言う話をしていきます。具体的な投資の方法がどうこうっていうよりも、考え方やその方針みたいな大まかな話をしていくので、楽しんで受けていただければと思います。