浮気する人ばかりに惹かれる人の心理|選んでいるのではなく選ばされている

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「また同じタイプを好きになってしまった」

そう気づいた瞬間、どんな気持ちになりましたか。

ここ、わりと大事です。

知識として理解するだけではなく、日常の感覚に落とす必要があります。

自分を責めましたか。

それとも「どうせ私はこういう人間だ」と諦めましたか。

浮気性の人に繰り返し惹かれる現象は、意志の弱さでも運の悪さでもありません

そこには明確な心理構造があります。

そしてその構造は、心理占星術(アストロロジー)のレンズを通すと、驚くほど鮮明に見えてきます。

今回は「承認確認ループ」という切り口から、この引力の正体を解説します。

1. 「気づいたら好きになっていた」。これは選択ではない

浮気性の人に惹かれ続ける人の多くは、「自分で選んでいる」という感覚を持っています。

でも振り返ってみると、気づいたときにはもう深みにはまっていた、というケースがほとんどではないですか?

これは心理占星術では「無意識の磁場」と表現します。

意識が選ぶより先に、深いところにある何かが反応している。

その「何か」が作動するのは、特定の心理パターン。

具体的には幼少期に学んだ「愛の受け取り方」。

が引き金になることが多いのです。

たとえば、愛情の表現が不規則だった親の元で育った場合、子どもは「愛されているかどうかを常に確認しなければならない」という感覚を内面化します。

これが大人になっても続くと、安定した関係より、常に「愛されているか不安な関係」の方が、なぜか「本物の愛」らしく感じられてしまうのです。

2. 浮気性の人との関係が依存的になる理由。「承認確認ループ」の構造

浮気性のパートナーとの関係には、特有のサイクルがあります。

相手が自分に熱心なとき→安心する。

相手が他に目を向けているとき→不安になる。

不安になると相手を強く意識する。

相手が戻ってくると、その安心感が「やっぱりこの人が好き」という感覚を強化する。

このサイクルを繰り返すうちに、「不安」と「愛」が脳の中でセットになっていきます

安心感のある落ち着いた相手に出会っても「何か物足りない」と感じてしまうのは、このサイクルが刺激されないからです。

これは人格の問題ではなく、学習されたパターンです。

正確に言えば、「愛を確認する手段として不安を使うことを、無意識に学んでしまった」状態です。

では、なぜ浮気性の人がこのループを活性化させるのですか?

浮気性の人は、一人の相手に焦点を定めない流動性を持っています。

その流動性が、常に「今、自分は愛されているか」を感知しようとしているアンテナに対して、ノイズを出し続けます。

そのノイズが、承認確認ループを稼働させ続けるのです。

3. 「刺激=愛」という等式を疑う。5室と7室の混同

心理占星術(ノエル・ティル流)では、5室と7室を明確に区別します

5室は「ときめき・ドキドキ・恋の高揚感」の領域です。

対して7室は「対等なパートナーシップ・長期的な信頼関係」の領域です。

承認確認ループが習慣になっている人は、5室的な興奮。

不安・緊張・追いかけるスリル。

を「本物の愛の証拠」として受け取りがちです。

一方、7室的な安定感。

安心・信頼・穏やかさ。

は「退屈」「物足りない」と感じてしまう。

これは、あなたが「ダメな人を好きになる体質」なのではありません。

「愛の刺激として学習したもの」と「本当の愛の安心感」が、まだつながっていないだけです。

この等式を疑うことが、変化の入口になります。

具体的に問いかけてみてください。

「この人との関係で、私は安心していますか。それともずっとドキドキし続けていますか」。

もしも「ドキドキしているうちが本物」と感じているなら、5室と7室が混同されているサインです。

で、ここで心理占星術の話を少しだけさせてください。

急に神秘の話へ飛びたいわけではなく、悩みの奥にある動機と時期を読むためです。

4. 月×冥王星が示す「愛の確認ゲーム」。この記事固有の占星術ブリッジ

心理占星術で浮気性の人への引力を読むとき、最も注目すべき配置は月と冥王星のアスペクトです。

特にスクエア(90度)やオポジション(180度)、あるいはコンジャンクション(0度)。

月は「安心・感情の充足・養育された経験」を示す天体です。

冥王星は「強度・執着・支配と変容の力」を示します。

この二つが強くアスペクトしているチャートの持ち主は、愛情体験に強烈な感情的強度を求める傾向があります。

ここが重要なポイントです。

月×冥王星のアスペクトを持つ人は、しばしば「この関係は安全かどうか」を確かめる手段として、意図せずパートナーの境界を試す行動を取ります。

怒らせてみる、わざと距離を置く、すねる。

これらは「それでも愛してくれるか」を確認するための、無意識のテストです。

浮気性のパートナーは、このテストに対して「試されることを楽しむ」か、あるいは気づかずに関係を続けます。

その結果、「この人は私の強度に耐えられる」という感覚が生まれ、それが特別な引力になります。

安定した相手では、このテストが成立しない。

だから「物足りない」と感じてしまうのです。

これは欠点ではありません。

月×冥王星のアスペクトを持つ人は、愛情に対して他の人よりはるかに深い感受性と変容の力を持っています。

問題は、その深さが「確認ゲーム」に消費されてしまっていることです。

この配置が示す本来の力は、関係を通じた魂レベルの変容。

互いが変わり合う深い絆の中にあります。

自分のチャートに月×冥王星の強いアスペクトがあるかどうかを確認してみてください。

そこに「なぜ浮気性の人に惹かれるのか」の答えの一部があるはずです。


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