「また転職してしまった」。
そう思うたびに、自分を責めていませんか?
これ、単なるキャリア論に見えますが、実際にはかなり生々しい生活の問題です。
きれいな自己分析だけでは、なかなか前に進まないんですよね。
3社目、4社目の転職活動を終えたとき、履歴書を見ながら「自分は飽きっぽいんだろうか」「忍耐力がないんだろうか」と感じる方は少なくありません。
30代でそのループに入ると、焦りがさらに判断を狂わせます。
でも、その繰り返しには明確な構造があります。
性格の問題ではありません。
1. 「また失敗した」ではなく「また同じ選び方をした」
転職を繰り返す人の多くは、仕事を選ぶときの基準が毎回似ています。
給与アップ、職場の雰囲気、業界の将来性。
これらはもちろん大切です。
でも、入社してしばらく経つと「なんか違う」という感覚が戻ってくる。
その「なんか違う」の正体を言語化しないまま次の会社に移ると、また同じことが起きます。
心理学ではこれを「スクリプト行動」と呼びます。
過去の選択パターンを無意識にくり返す仕組みです。
転職で失敗する人は「何度も転職している」のではなく、「同じ理由で転職しているのに気づいていない」ケースがほとんどです。
2. 問題は「飽き性」ではなく「環境とOSのミスマッチ」
たとえば、こんな経験はありませんか?
- 最初の半年は楽しいが、1年を過ぎると急にしんどくなる
- 実力はあると思うのに、なぜか評価されない職場ばかりに入ってしまう
- 人間関係ではなく「仕事そのもの」への違和感が毎回ある
(僕はこういう小さな違和感を、かなり重要なサインとして見ます)
これは飽きっぽいのではなく、あなたの「OS(思考・行動の基盤)」と、職場環境の「要求仕様」がずれている状態です。
パソコンのOSと同じで、アプリがどれだけ優秀でも、OSが合っていなければ動きません。
あなたの能力がどれだけ高くても、組織のカルチャーや仕事の設計があなたのOSと噛み合わなければ、消耗するだけです。
転職を繰り返してきた方の多くは、「仕事の中身」ではなく「環境の設計」を見ずに選んできた可能性があります。
3. 「なんか違う」を言語化するための3つの問い
次の転職を考える前に、過去の職場を振り返って以下を書き出してみてください。
- 「辞めたい」と最初に思った瞬間、何が起きていたか?
- 今まで「楽しかった」と感じた仕事の共通点は何か?
- 評価されたとき、どんな行動をしていたか?
この3つに答えると、パターンが浮かび上がります。
「上司との関係」「仕事の裁量」「チームのスピード感」など、自分が何に反応しているかが見えてきます。
これが見えると、次の転職先を選ぶ基準が変わります。
「給与」「知名度」ではなく、「自分のOSが動く設計かどうか」を最初に確認できるようになります。
4. 「決断できない」のではなく「軸が定まっていない」だけ
転職を繰り返す人の多くが「自分は優柔不断だ」とも言います。
でもこれも性格ではありません。
「何を大切にするか」という軸が明確でないと、どんな選択肢も大差なく見えます。
結果として、縁や条件反射で選んでしまい、また「なんか違う」になります。
軸を作るには、自己分析よりも「自分の反応パターンを観察する」ほうが効果的です。
熱くなる瞬間、逆にエネルギーが一気に落ちる瞬間。
それが軸のヒントです。
どんなに優れたキャリアコンサルタントも、あなたの内側の反応は教えてくれません。
自分で観察するしかありません。
で、ここから心理占星術の話を少しだけさせてください。
仕事やお金の悩みは、能力だけではなく「動機」と「タイミング」が絡むからです。
5. 心理占星術から見ると。実はこの時期、あなたの背後でこんなことが起きています
ここまで一般的な視点でお伝えしましたが、心理占星術の世界では、転職を繰り返すパターンに別の角度からの説明が存在します。
ホロスコープ(出生図)の中にMC(中天)という点があります。
これはあなたが「社会でどう機能するか」「どんな形で貢献するときに本領を発揮するか」を示す場所です。
そしてその周囲、第10室と呼ばれるエリアに、どんな天体が配置されているかによって、キャリアへの向き合い方のパターンが異なります。
そして、惑星は常に動いています。
土星という惑星が、あなたのホロスコープの第10室(キャリアと社会的役割のゾーン)を通過する時期、心理占星術の世界では「キャリア再構築のフェーズ」として知られています。
土星の公転周期は約29〜30年。
つまり30代に入ると、多くの人が「社会における自分の在り方」を問い直すタイミングを迎えます。
これは弱さでも失敗でもありません。人類全員が通過するイベントです。
ノエル・ティルという心理占星術の大家はこのフェーズを「自己像の再定義期」と表現しました。
外側の環境(職場・上司・条件)が変わっても解決しない「なんか違う」感の正体は、内側の自己像がまだ更新されていないことにある、と見立てます。
転職を繰り返してきたあなたが今感じている「またダメだった」という感覚は、あなたの能力不足ではなく、内側の地図の更新を求めるサインかもしれません。
星の動きはそれを後押しするタイミングを教えてくれます。
「実は星がそういう時期だったんだ」と知るだけで、自己否定のループから少し抜け出せます。
それだけでも、次の一歩が変わります。
自分のOSを知ることが、転職の繰り返しを抜け出す最初の一歩です。
まずは144アーキタイプ診断(無料)で、あなたの思考・行動パターンの基盤を確認してみてください。
診断を受けた方には、さらに深く「あなたが社会で本領を発揮できる仕事の方向性」を心理占星術で読み解く適職判定レポート「Vocation」もご用意しています。
MCと10室の配置から、あなたのキャリアパターンの根拠を丁寧に解説します。






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